プロが注目した長身大学生投手に感謝状 未明にはだしで歩く4歳女児を保護 埼玉県警
埼玉県警草加署は10日、はだしで歩いていた4歳の女児を保護したとして、埼玉県八潮市の大学生、辻口輝(あきら)さん(18)に感謝状を贈った。 【写真】プロが注目した長身大学生投手の詳細情報カード 埼玉県警によると、辻口さんは5月13日午前4時半ころ、八潮市内を散歩中、はだしで路上を歩いている4歳の女児を発見。女児を保護して交番まで同行し、警察官に引き渡すなどして、犯罪被害や事故を未然に防いだ。 辻口さんは日本ウェルネス大の野球部で193センチの右腕。日本ウェルネス高出身。ブラジル人の父と日本人の母を持ち、昨年の高校野球東東京大会では、初戦の正則戦に先発し、9回7安打14奪三振で1失点(自責0)完投勝利を挙げた。その試合では5球団10人のスカウトが熱視線を送り、プロ注目選手として名前が上がっていた。