芸術的ミドルでカラバオ杯2戦連発!…アルテタ監督が17歳ヌワネリを絶賛「大きな才能がある」
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がカラバオカップ4回戦を振り返った。30日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 【ハイライト動画】ヌワネリが芸術的ミドルで追加点! アーセナルは3発完勝で準々決勝へ カラバオカップ4回戦が現地時間30日に行われ、アーセナルはチャンピオンシップ(2部リーグ)所属のプレストンと対戦した。リーグ戦から大幅なターンオーバーを敢行したアーセナルは24分にガブリエウ・ジェズスが先制ゴールを決めると、33分にはイーサン・ヌワネリの芸術的なミドルシュートで追加点。後半にもカイ・ハヴァーツが1点を追加し、3-0で準々決勝への切符を掴み取った。 公式戦3試合ぶりの勝利となったアルテタ監督は試合内容について「とても良かった」とコメントしつつ、「この試合で熱意を持ってプレーすること、ただし態度と献身性を持つことを話したが、彼らはピッチ上で確かにそれを示した。準々決勝に進出することができて嬉しい」と言葉を続けた。 この試合で追加点を挙げたヌワネリは、これでカラバオカップ2試合連続ゴール。得点シーン以外にも随所で存在感を放ち、チームの快勝に貢献した。現地紙『イブニング・スタンダード』はそのパフォーマンスを「先発出場でまたしてもゴール。17歳の彼がボックス外からゴール上隅にカーブで決めた一撃は見事なフィニッシュだった。まさに特別な才能だ」と総括した上で、同選手に10点満点中「8点」という評価を付け、プレストン戦のマン・オブ・ザ・マッチに選出している。 アルテタ監督はヌワネリの芸術的なミドルシュートについて「彼は昨日のトレーニングでもあのようなシュートを決めていたので、我々は慣れているんだ」と言及しつつ、「彼には大きな才能があり、正しい態度を持ち、適切な選手と状況が周囲にある。正しい順序で一歩ずつ確実に積み重ねていく必要があるが、良い選手たちに囲まれているよ」とコメント。続けて、同選手の才能について次のように語った。 「とても個性的で、すべてのボールを欲しがり、常に何かを起こそうとする。とても礼儀正しい17歳で勤勉さは素晴らしく、自らの仕事を愛しているのが伝わってくる。毎日のように自分の実力を発揮しているし、それはチームメイトが彼にボールを集めているのを見れば分かることだろう。これは素晴らしい兆候だ。彼にはクオリティーと個性が備わっており、周りに誰がいるかなど気にせず、自分で判断し実行する。そして、今日は素晴らしいゴールを決めた」
SOCCER KING