"負けない投資家"が伝授する四季報「春号」の正しい使い方
3月17日に発売された『会社四季報』2023年2集(春号)。“負けない投資家”はどのように活用しているのでしょうか(写真:編集部撮影)
早いもので2023年も4月に入り、新年度を迎えました。株式マーケットはシリコンバレー銀行の破綻やクレディ・スイスの信用不安問題を乗り越え、株価は再び上昇基調になってきています。 パニック的な売りがさらなる株価下落につながるという状況ではなく、平時の状態であれば、やはり株価は企業の成長性や割安度に基づいて正当に評価されやすくなります。そこで、成長性や割安度をしっかりチェックするためにも、『会社四季報』の最新号をつねに手元に用意し、データや情報をブラッシュアップする必要があります。 ところで、『会社四季報』春号は、ほかの号とは少し扱い方が異なります。ベテランの方であれば知っていることだとは思いますが、初心者・初級者の方はこの点に注意しておかないと判断を誤ってしまう点があります。今回はそれをお伝えしようと思います。
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足立 武志