ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズHC、W杯4強に「入れる」 菅平で選考合宿「若く才能ある選手を見いだす」
ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC、64)が8日、長野県上田市菅平高原で信濃毎日新聞の取材に応じ、2027年ワールドカップ(W杯)オーストラリア大会でベスト4入りは可能だと宣言した。ジョーンズHCは同日まで2日間、代表選考合宿(20~29日)を行う同高原を視察。トップリーグのサントリーのゼネラルマネジャー(GM)だった09年から菅平高原を利用しているとし、「原点の地でチームを再建したい」と意気込んだ。 【写真】ラグビー日本代表の強化方針を語るジョーンズHC
ジョーンズHCは取材に、選考合宿には初の8強入りを果たした19年日本大会の出場経験がある30代をはじめ、20代前半の大学生など年齢層の異なる選手計33人が参加すると説明。23年フランス大会は1次リーグで敗退したが、4強入りの可能性について「入れる」と答え、「若く才能ある選手を見いだせる合宿にしたい」と強調した。
日本代表が同高原で合宿するのは10年ぶり。単身で訪れたジョーンズHCは、合宿の拠点となる「プチ・ホテル ゾンタック」所有のグラウンド3面などを視察した。同行した同ホテルの松浦峻裕(たかひろ)マネジャー(34)によると、芝生のグラウンドをコートの隅から隅まで歩いて感触を確かめ、「後はローラーでならせば完璧だ」と喜んだ。