[山口県]山口県の魅力度43位に 市区町村では下関44位が最高 ブランド総研調査
民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が発表した2024年の都道府県魅力度ランキングで、山口県は43位で昨年から一つ順位を下げた。 地域ブランド調査はインターネットを通じて認知度や情報接触度など全90項目を尋ね、約3万5千人から得た回答を集計。魅力度ランキングは対象地域に対し「どの程度魅力的に思うか」を5段階評価で質問し、「とても魅力的」「やや魅力的」と回答した人の割合に点数を加重平均して算出するなどした。 同研究所によると、山口県は昨年から順位を下げたものの、魅力度の点数は17.3点で前年の16.6点から上昇。「とても魅力的」の回答者割合が6.0%で昨年の5.4%から増加、「やや魅力的」は22.5%で昨年と同数だった。 他の質問項目では、観光意欲度が42位(昨年43位)、居住意欲度は36位(同40位)など。魅力的だと思われている点(地域資源)としては、「海・山・川・湖などの自然が豊か」が21位(同32位)と上昇した。 魅力度ランキングの上位は、北海道が16年連続の1位、2位は京都府、3位は沖縄県と昨年と同じ。最下位は佐賀県だった。 これとは別に千の市区町村の魅力度を尋ねた調査も実施し、山口県内の上位は下関市が44位(昨年55位)、萩市が77位(同103位)、岩国市が218位(同278位)、山口市が306位(同301位)、長門市が309位(同386位)、宇部市が424位(同567位)と続いた。