【速報】大阪・堺市が「特定空き家」の解体を代執行 10日朝から重機を使った作業始まる
大阪府堺市が7日から実施している「特定空き家」の代執行による解体作業で、重機を使った本格的な取り壊しが10日朝から始まりました。 堺市北区大豆塚町にある木造2階建ての住宅は2018年の台風21号の影響を受けたとみられ、壁や屋根が崩落し倒壊の危険があるとして、「特定空き家」に指定されていました。堺市によりますと、4月に屋根の崩落が新たに見つかったことから、近隣住民の安全確保のため、堺市は解体工事の代執行を決めたということです。 7日から瓦礫の撤去など一部の解体作業が実施されていて、10日朝からは重機による本格的な取り壊しが始まりました。堺市で特定空き家に対する代執行での解体は初めてで、作業は今月末まで続く予定です。 費用は300万円以上かかる見込みで、一時的に市が負担し解体を終えて金額が確定次第、土地の相続人とされる関係者らに請求する方針です。