テイラー・スウィフト、ハリケーン「ヘレーネ」と「ミルトン」の救援活動に約7.5億円を寄付
テイラー・スウィフトが、アメリカ南部で猛烈なハリケーンが続く中、支援活動を行っている。 フィーディング・アメリカは現地時間10月9日に、ポップスターのスウィフトがハリケーン「ヘレーネ」と「ミルトン」による被害を受けた米フロリダ、ジョージア、ノース・カロライナ、サウス・カロライナ州での救援活動に500万ドル(約7.5億円)を寄付したことを発表した。「この寄付により、被災地のコミュニティの再建と復興、被害を受けた人々に必要な食料や清潔な水、物資を提供することができます」と、CEOのクレア・バビノー=フォンテノーがフィーディング・アメリカのインスタグラムで声明を発表している。 「共に力を合わせることで、これから困難に直面する家族を支援し、実際に影響を与えることができます。テイラー、飢餓撲滅の運動に共に立ち上がり、困っているコミュニティを支援してくれてありがとうございます」とメッセージは続いている。 米ビルボードはスウィフトの広報担当者にコメントを求めている。 【グラミー賞】を14度受賞したスウィフトの寄付は、現地時間9月26日にフロリダ州に上陸したハリケーン「ヘレーネ」からわずか2週間以内の出来事だ。米AP通信によると、「ヘレーネ」は、記録的な高さ15フィート(約4.6メートル)の高潮を引き起こし、約40兆ガロン(約151兆リットル)もの前例のない降雨量をもたらし、死者は230人を超えると推定されている。 現在、数百万のフロリダ州民がハリケーン「ミルトン」の接近に伴い州外へ避難している。この2つ目のハリケーンは、現地時間10月9日の夜遅くに上陸すると予想されている。 スウィフトの今回の寄付は、彼女が自らの驚異的な資産の一部を慈善活動に寄付した最新の例となる。彼女の資産は新たに16億ドル(約2,391億円)と推定され、世界で最も裕福な女性アーティストになっている。スウィフトは、世界各地で行われている【The Eras Tour】を通じて、多くのフードバンクを支援してきた。昨年12月には、米テネシー州で発生した竜巻の被災地を支援するために、ミドル・テネシー・コミュニティ財団に100万ドル(約1.5億円)を寄付した。