【衆院選】静岡県内の選挙区で唯一与野党の前職同士が一騎打ちで激突する注目の静岡4区
国民民主党 前 田中健候補
市民: 「頑張ってよ!頑張ってよ!」 田中候補: 「ありがとうございます」 市民: 「田中健、よろしく頼むよ!」 前回、比例復活で初当選を果たした国民民主党の田中健さん。 国民民主党 前 田中健候補: 「とにかく地域を歩き、そして皆さんと顔を合わせ、皆さんの生の声を聞いて活動ができた3年間だと思っていますので、自信を持ってその活動も訴え、そして3万票を押し返せるような、頑張っていきたいと思っています」 推薦を受ける連合静岡を中心に組織をフル稼働させての選挙戦。 田中さんは手取りの増える経済対策を主張しています。 国民民主党 前 田中健候補: 「これまで厚生労働委員会で子育てや医療や介護、取り組んできました。今、国の問題は人口減、少子高齢化です。だからこそ、まず私たちができるのは現役世代、働く仲間。まさに私だけ??でありますが、30代、40代、50代の現役世代の皆さんが安心して働ける、そして働けば、頑張れば、給料が上がるという社会をもう一度つくっていきたいんです」 前回は野党候補が2人、今回は与野党一騎打ちに。 反自民の受け皿が一本化され、陣営はプラス材料になると見ています。 国民民主党 前 田中健候補: 「この静岡4区では一騎打ちです。自民党かそうでない私か、二者択一なんです」 国民民主党 前 田中健候補: 「かなり追い上げているという報道もありますが、まだまだです。相手は巨大であります」 与野党一騎打ちの激戦区を物にしようと、党本部も熱が入ります。 選挙戦唯一の日曜、応援に入ったのは榛葉賀津也幹事長です。 国民民主党 榛葉賀津也幹事長: 「もう一度この清水から日本を元気にして、今の現役世代をしっかりと守ることは我々を支えてくれた親父やおふくろ、おじいちゃん、おばあちゃんを守ることで、これから育っていく子どもたちをしっかりと見守るものであります。その本当の政治である先頭に田中健を立たせてください。問題は、この清水なんです。清水で勝てば、田中健は議席を取ります」 力の入れようは、選挙戦初日から鮮明に。 玉木代表も駆け付けました。 国民民主党 玉木雄一郎代表 「いや本当によく頑張った、この3年間で。ぜひきょう富士川の皆さんに私お願いで来たのは、田中健さんを小選挙区であげてもらいたいんですよ。こんなに頑張る一期生いませんよ。皆さん、これは国民民主党の議員だから言っているのではなくて、他の野党の先生方、そして与党の先生方も、田中健さんの働きはすごく認めているんですよ」 国民民主党 前 田中健候補: 「国会では厳しい代表でもありましたし、共に切磋琢磨(せっさたくま)した代表でもありましたけれども、今となれば頼りになる兄貴分として、私にとっては代表を超える存在になっています。力強く思っております」 県内唯一、与野党が激突することで一気に注目区になった静岡4区。 衆院選は、5日後の27日投開票です。