キャサリン皇太子妃

ケンジントン宮殿は3月、キャサリン皇太子妃ががんと診断されたことを自ら公表した動画を公開。国民に現状を伝えたとともに、ネット上を賑わせた妃の"写真加工騒動"も終息した。しかし、熱狂的で悪質なロイヤルウォッチャーの粗探しはまだ続いているようだ。 【写真】激やせ…？パパラッチがとらえたキャサリン妃が「食料品店」に向かう姿 キャサリン妃が自らの病状を明かした動画は公開後、大手写真エージェンシーの「ゲッティイメージズ」に掲載された。その動画の説明欄に世界各国の編集者に宛てた注釈が加えられ、その内容がネット上で話題になっている。 その注意書きには「この動画は第三者機関から配布されたもので、ゲッティイメージズの編集方針に準拠していない可能性があります」と免責事項が書かれている。 同エージェンシーのスポークスパーソンはアメリカのタブロイド紙『People』にコメントを寄せ、これは単に同社のルールに従ったまでで、「ゲッティイメージズは第三者機関から配布されたコンテンツには標準的な編集者注をつける」と説明。今回の場合、第三者機関とは、3月20日にウィンザー城で行われたキャサリン妃の動画撮影で協同したBBCスタジオとケンジントン宮殿になる。 動画は3月22日公開され、キャサリン妃は庭のベンチに腰掛けて1月の腹部手術後の検査で医師たちががんであったと判断したと明かした。 「この事実はとてもショッキングで、ウィリアム皇太子とともに力を合わせ、私たちの家族のために、どのようにこの状況を理解し、どのように周囲に伝えるべきなのか、判断に時間がかかりました。とても時間のかかるプロセスです。術後の回復から（抗がん剤）治療をスタートするまでにも時間を要しましたが、最も重要なことは、子どもたちに適切な方法で説明し、私は大丈夫だと安心させるのに時間がかかったということです。私たち（家族は）治療を完了するまで時間、スペース、そしてプライバシーを必要としています。公務に就くことは、いつも私に深い喜びをもたらしてくれるので、また戻ってくることを楽しみにしています」 ケンジントン宮殿宮殿は3月10日の母の日に、キャサリン妃と3人の子どもたちが映った写真を公開。その写真にデジタル加工した痕跡が認められるとして主要写真エージェンシーが写真を取り下げたことで、さまざまな憶測がネットに広まった。そして、キャサリン妃が「時に（写真）修正を試してみることがある」と認めて謝罪文を出す事態に発展していた。