前田日明氏 「水と油」の関係だったあのレスラーについて初めて?言及「あんまり好きじゃないですね」
元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(65)が12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。現役時代、全く正反対のスタイルで人気を博した大仁田厚について言及した。 【写真】前田日明氏が「嫌い」と言い切った、あのカリスマ 1980年代の後半から90年代にかけて、カリスマ的存在として、プロレス界に君臨した2人。ただ、キックやサブミッションの格闘技色が強いスタイルを標榜したUWF、リングスの前田氏に対し、大仁田は有刺鉄線や電流爆破など、デスマッチを前面に押し出したFMWでスターダムにのし上がった。両雄は駆け出し当時にオールスター戦のバトルロイヤルで“対戦”経験があるものの、トップレスラーになった後は、肌を合わせる機会はなかった。 唯一の接点らしい接点と言えば、大仁田が全日本プロレスで引退後、前田率いるUWFの会場を訪れた1988年12月。人気絶頂だった団体の試合に、大仁田は挑戦状を持って入場しようとしたところ、「チケット持ってますか?」と当時の社長に言われ、門前払いを食わされた(当日券を買って入場したとの説もある)。そのときのことを回顧し、前田氏は「大仁田がもし、その日にリングへ上がってきて、どうのこうのとやったら、オレに〇されてましたよ」と物騒なコメント。「間違いなく、オレやりますよ。何でもありで」と続けた。 さらに、「大仁田はあんまり好きじゃないですね」とストレートな一言。理由を聞かれ、「プロレス的にいつもジョーカーをやろうとするんですね。それ、一番楽なんですよ。自分の主義主張もなくて。アンチテーゼとしているだけで、自分は語らないんですよ。観てる方からすると何かあるように見えるんですよ。でも、語らない。イカサマじゃないですか」と辛らつな言葉を並べた。