路面電車が駅ビル2階“直結” 大変貌遂げる広島駅に高まる期待 60年前にも人々を熱狂させた駅ビル開業 展望大浴場や屋上遊園地も 開業当日や当時の帰省ラッシュ 蒸気機関車の姿も映るフィルム映像から
■新幹線はまだ未開通 当時の年末帰省ラッシュは駅構内にストーブ持参 東京~大阪間で新幹線が開通したのは1964年。旧駅ビルが開業した1965年にはまだ広島には新幹線は走っておらず、広島を走るようになったのは駅ビルが開業した10年後、1975(昭和50)年に岡山~博多間が開通してからです。 こちらは開業後すぐに迎えた年末の帰省ラッシュを取材した様子です。切符を求める人で売り場はごった返しています。 切符を買い求めるためなのか、列車の出発を待っているのか、駅の構内にストーブと毛布を持ち込んで暖をとる人々の姿も…。 こちらは大阪と博多を結ぶ急行列車「つくし」に乗り込む人々の様子です。 到着した列車の窓から次々と人が飛び降りてくる様子も見られました。 ■駅ビル開業前後 蒸気機関車と列車が共存する様子 ヘリからの映像も 駅ビルが開業した頃の広島駅周辺の様子をRCCヘリコプターが撮影したものです。今は高層マンションがいくつも建っている駅周辺ですが、周辺に駅ビルを超えるような高い建物は見つかりません。 すでに山陽線は電化されていましたが、蒸気機関車の姿もまだみられます。
中国放送