メドベージェフにストレート勝利のアルカラスが逆転でグループ首位通過 [Nitto ATPファイナルズ/テニス]
メドベージェフにストレート勝利のアルカラスが逆転でグループ首位通過 [Nitto ATPファイナルズ/テニス]
男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(ATPファイナルズ/イタリア・トリノ/11月12~19日/賞金総額1500万ドル/室内ハードコート)の大会6日目は、レッド・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦行われた。 ~Nitto ATPファイナルズのラウンドロビン第3戦に勝ってグループ首位通過を決めたアルカラス選手~ シングルスはアフタヌーンセッショで第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-4 6-4で倒し、イブニングセッションでは第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 6-4で下してそれぞれ2勝目を挙げた。 3人が2勝1敗で並んだレッド・グループはセット取得率で上回ったアルカラスが首位となり、メドベージェフは2位で決勝トーナメントに進出することになった。準決勝ではアルカラスが第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と、メドベージェフは第4シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。 ダブルスでは1勝1敗同士の直接対決で第3シードのロハン・ボパンナ(インド)/マシュー・エブデン(オーストラリア)が第2シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)を6-4 7-6(5)で退け、3連勝を飾ったディフェンディング・チャンピオンで第6シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)に次ぐグループ2位通過が決まった。 ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。 ※[ ]数字はシード順位 <大会6日目◎試合結果|11月17日> ■ラウンドロビン|男子シングルス 《レッド・グループ》 ○カルロス・アルカラス(スペイン)[2] 6-4 6-4 ●ダニール・メドベージェフ(ロシア)[3] ●アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5] 4-6 4-6 ○アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[7] 【レッド・グループ|最終順位】 1位 アルカラス:2勝1敗(セット5-2、ゲーム39-33) 2位 メドベージェフ:2勝1敗(セット4-2、ゲーム33-28) 3位 ズベレフ:2勝1敗(セット4-3、ゲーム40-35) 4位 ルブレフ:0勝3敗(セット0-6、ゲーム21-37) ■ラウンドロビン|男子ダブルス 《レッド・グループ》 ●ヴェスレイ・クールホフ/ニール・スクプスキー(オランダ/イギリス)[2] 4-6 6-7(5) ○ロハン・ボパンナ/マシュー・エブデン(インド/オーストラリア)[3] ○ラジーブ・ラム/ジョー・ソールズベリー(アメリカ/イギリス)[6] 5-7 6-1 [10-2] ●リンキー・ヒジカタ/ジェイソン・クブラー(オーストラリア)[8] 【レッド・グループ|最終順位】 1位 ラム/ソールズベリー:3勝0敗(セット6-2、ゲーム34-24) 2位 ボパンナ/エブデン:2勝1敗(セット4-2、ゲーム32-30) 3位 クールホフ/スクプスキー:1勝2敗(セット3-4、ゲーム31-30) 4位 ヒジカタ/クブラー:0勝3敗(セット1-6、ゲーム23-36)
テニスマガジン編集部