力走翌日、花街を満喫 金沢マラソン、県外ランナー
第10回金沢マラソン翌日の28日、石川県外のランナーが兼六園やひがし茶屋街など金沢市内の観光地に繰り出し、雨の城下町をゆっくりと歩いて満喫した。 出場権付きツアーの参加者約100人は3組に分かれ、それぞれのコースを巡った。ひがし茶屋街では、しっとりとぬれた花街の風情を堪能し、東京から参加した会社員細川篤史さん(47)は「ここも大会で走れたら面白そう。金沢をたっぷり楽しめた」と話した。 金沢マラソンは県や金沢市、北國新聞社などでつくる組織委員会が主催した。 ●県内、雨や曇り 28日の県内は雨や曇りとなり、正午までの最高気温は金沢18・7度、輪島19・5度となった。 金沢地方気象台によると29日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響を受けて曇りとなり、夜遅くに雨が降る見込み。