井上尚弥、山﨑賢人のミット打ちにアドバイス「しっかりジャブとワンツーが打てれば日本王者にはなれます」
俳優の山﨑賢人(30)が25日、東京都中央区のスイス時計メーカー「ウブロ」旗艦店で、イベント「ウブロ井上尚弥×山﨑賢人スペシャルトーク」にボクシング世界4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)と参加した。山﨑は時間や挑戦をテーマにトークし、世界王者のアドバイスのもと、ミット打ちを披露した。 今月7日に誕生日を迎えた山﨑。初対面の井上からサイン入りのボクシンググローブをプレゼントされた。 2人は総額約1億円に上る希少な最新作の腕時計を着用してトーク。30歳になって時間の流れ方について質問された山﨑は周りの人に30代は早いと言われ「確かに早い」と実感したといい、「濃密に時間が流れていっている」と心境を明かした。 山﨑は「挑戦とは何か」との問いに「やったことがないことに挑戦する方がやりがいもあるし成長できる。これからもどんどん挑戦していきたい」。井上は「挑戦することをやめてしまったら自分自身の成長も止まってしまう」と語った。 ミット打ちでは、井上が「しっかりとジャブとワンツーが打てれば日本チャンピオンにはなれます」と基本動作の重要性を指摘。山﨑は30秒間の連続ミット打ちに挑み「世界一の選手に基本を学べ、貴重な挑戦の時間でした」と楽しんだ。 次の目標、見たい景色について井上は12月に控える試合に触れ「しっかり防衛して、来年、今の階級でスタートしていくのか、その先に階級を上げていくのか、12月の試合が大事。まだまだ強くなりたい」。山﨑は海外作品にも目を向け「世界の人」と一緒に作品をつくることにも挑戦したいといい「情熱を注いでたくさんいい作品をつくっていけたら」と意気込んだ。
中日スポーツ