史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング17位。屈辱の出戻り…。価値半減で戻ってきたのは?
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で順位ごとに紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
17位:香川真司(かがわ・しんじ) 生年月日:1989年3月17日 移籍先:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)→ボルシア・ドルトムント(ドイツ) 移籍日:2014年8月31日 移籍金:800万ユーロ(約12.8億円) 日本人選手の歴代移籍金ランキングで17位となったのは、香川真司だ。25歳のときにマンチェスター・ユナイテッドからボルシア・ドルトムントに移籍したときに800万ユーロ(約12.8億円)が動いている。 2010年にセレッソ大阪からドルトムントに移籍した香川は、ブンデスリーガですぐにブレイクし、チームの2連覇に貢献するなど大活躍した。そのパフォーマンスが名将アレックス・ファーガソン監督の目に留まり、1600万ユーロ(約25.6億円)の移籍金で2012年にユナイテッドに加入した。 イングランドの名門では1年目にリーグ戦6得点3アシストを記録してまずまずの結果を残したが、このシーズンでファーガソン監督が退任。その後、デイビッド・モイーズ監督体制になると、香川の出番は激減してしまう。そして2014年夏に、獲得時の半額となる800万ユーロでドルトムントに復帰した。 古巣に復帰した香川は、2014/15シーズンのブンデスリーガで5得点6アシストを記録。翌2015/16シーズンは9得点9アシストと活躍したが、その後は次第にインパクトが薄れて2018/19シーズンにルシアン・ファーブル監督の構想外になり、2019年1月にトルコのベシクタシュへレンタル移籍した。 ユナイテッドで輝いた時期は短かった香川だが、ドルトムントではリーグ戦148試合に出場して41得点37アシストを記録し、日本人選手としてブンデスリーガの最多得点者となっている。
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