テン・ハフ監督が新フォーマットで試合数増加の欧州コンペティションに苦言「限界はある」
マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフが、今シーズンより新フォーマットとなったUEFAヨーロッパリーグ(EL)について語り、また多くの選手が言及している過密日程にも苦言を呈した。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画|クリスタルパレス vs マンチェスター・U】プレミアリーグ ショートハイライト 今季より、UEFAの主催するチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグの大会フォーマットが大幅に変更された。グループステージ制が廃止となり、リーグフェーズ制が導入される。そしてリーグの1位から8位までが決勝トーナメントへ進出し、9位から24位のチームはプレーオフを戦うことになる。 マンチェスター・Uは日本時間26日早朝4時に、ELのトゥウェンテ戦を控えている。そしてテン・ハフ監督は新フォーマットについて「経験を踏まえていく必要がある」と語り始め、以下のように続けた。 「1つ確かなことは、すべての試合とゴールが重要だということだ。1月には上位8チームが予選を通過し、2月以降の戦いを継続させることになる。そして上位24チームに入れば、この大会で優勝することができるので、優勝する可能性は常にある」 新フォーマットのリーグフェーズでは、各チーム8試合ずつを戦うことになり、従来のグループステージ制よりも2試合増えることになる。テン・ハフ監督も「試合が多すぎる」と、多くの選手が苦言を呈しているように同様の見解を述べている。 「トップ選手たちは過重労働を強いられており、これはサッカーにとって良くないことだ。商業的に良いことかもしれないが限界はある。試合数が多いため、選手が過重労働によって負傷してしまうのは避けられないだろう」 「これはクラブ、選手、監督、そしてサッカー界にいる人々が、適切なバランスを見つけられるように努力しなければならない問題だ。結局のところ、これは金銭的な問題だ。我々はプロなので収益を必要とするが、バランスを取らなければならない」
SPOTV NEWS