ドジャース、4年ぶり8度目の世界一 大谷翔平も歓喜 驚異の粘りで5点差追いつき、勝ち越されても8回に逆転【ワールドシリーズ第5戦】
◇30日(日本時間31日) 大リーグワールドシリーズ第5戦 ヤンキース6―7ドジャース(ニューヨーク) ◆真美子さんも!ドジャースの『MVPトリオ妻』【写真】 ドジャースがヤンキースに逆転勝ち。4勝1敗とし2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。メジャー7年目でエンゼルスから移籍して初年度の大谷翔平、1年目の山本由伸も頂点に立った。 1回にヤンキースの主砲・ジャッジにシリーズ初本塁打となる2ランを浴びるなど、序盤に5点を奪われる苦しい展開。それでも5回、相手のミスにもつけ込み、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデス3者連続適時打で追いついた。 6回に1度は勝ち越されたが、5―6の8回、連打と四球で無死満塁のチャンスをつくり、9番・ラックスの中犠飛で同点。なおも1死一、三塁で大谷が打撃妨害で出塁し、続くベッツが中犠飛を放って勝ち越した。 大谷は自身初のポストシーズン出場でワールドシリーズ制覇。26日の第2戦で二盗した際に、左肩を亜脱臼したが痛みに耐えて全試合に出場した。左手をユニホームの襟にかけて患部を固定して走塁。打撃も本調子にはほど遠かったが、弱音は封印して同僚選手を鼓舞し続けた。
中日スポーツ