“ラジオ好き”渋谷すばる「“耳だけの情報”やからこそ、リスナーの方とのつながりを深く感じられる」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送では、ゲストにシンガーソングライターの渋谷すばる(しぶたに・すばる)さんをお迎えして、10月16日(水)リリースのニューアルバム『Lov U』について伺いました。
◆“ラジオが好き”と感じる瞬間
今回のゲスト・渋谷さんは“ラジオ好き”を公言しており、TOKYO FMの番組もたくさん聴いているそうで、「特にこの番組は(お昼の)生放送やから、もう聴いていらっしゃる方の生活の一部になっているわけじゃないですか。そういう“耳だけの情報”やからこそ、リスナーの方とのつながりを深く感じられたりするのが“ラジオが好きだな”って感じる一番の理由ですね」としみじみ語ります。 渋谷さん自身も「渋谷すばるのスバラジ」シリーズとして、2010年から今年6月までタイトルや放送媒体を変えながらパーソナリティをつとめた音声コンテンツをもっており、「(このシリーズは)ずっと同じオッサン3人でやっているだけで……本当に“面白い”って思ったことをただしゃべっているだけなんですけどね」と笑います。
◆今までとは作り方が異なるニューアルバム
そんな渋谷さんは、10月16日(水)にニューアルバム『Lov U』をリリースしました。今作は、これまで自身で作詞作曲をおこなってきた楽曲制作から一変し、さまざまなクリエイターから提供された楽曲が数多く収録されています。 れなちが「何か心境の変化はありましたか?」と伺うと、渋谷さんは「今までは、とにかく自分自身と向き合ってアルバムを3枚ぐらい作ってきたんですけど、ちょっとガラッと変えたくなって。なので、今回は(クリエイターの方に)楽曲提供していただいて、僕はボーカルに徹する。そういう作り方に変えてみました」とコメント。 さらに、提供楽曲を歌うことに対して、「やっぱり、それだけ(クリエイターの方の)いろいろな思いが乗っていたりするので、それを全部受け止めて表現しようと歌いました」と力を込めます。 また今回の作品は、MVやアートワークなども一切関与しなかったそうで、「とにかく“提案されたものにどうお応えできるか”に集中したというか、“自分を好きに遊んでください”みたいな感覚でやっていました。それによって、自分で作ってきた作品では気づくことができなかった角度とか視点とかを感じられたのがすごく大きくて。そこから今、自分が作る曲もどんどん変わってきているので、すごく大事な時間でしたね」と振り返ります。 そして、11月3日(日・祝)からは全5公演おこなわれるライブツアー「渋谷すばる LIVE TOUR 2024『Lov U』」が開催されます。「アルバム(の作り方)が前作とかなり変わっていて、それをライブでも表現しようと考えているので、(内容は)ちょっと恥ずかしすぎてあまり言いたくはないんですけど、だいぶ面白いことになっています」と渋谷さん。 さらに、ツアーファイナルの埼玉公演は12月24日(火)、25日(水)におこなわれるということで、「せっかくのクリスマス開催なので、ちょっとした特別なことをいっぱいお見せできるようにいろいろと考えてみようと思います」と話していました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」放送より)