安房神社で恒例の新殻感謝祭 30人が自然の恵みに感謝(千葉県)
館山市大神宮の安房神社で26日、恒例の新殻感謝祭が行われた。神戸地区の区長や関係者約30人が参列し、玉串などをささげ、自然の恵みに感謝した。 安房神社に祭られている「天太玉命」(あめのふとだまのみこと)は産業の大本を築いたとされている。感謝祭は、農業とさまざまな産業の恵みを授けた神々に感謝を示すため、毎年行っている。 祭典では、岡嶋千暁宮司が祝詞を奏上し、大豆などの五穀を神前に献上する「五穀献上の儀」が執り行われた。最後に参列者らが順番に玉串をささげ、今年の収穫に感謝した。 岡嶋宮司は「今年も無事に執り行うことができて良かった。自然の恵みに感謝。参列者の皆さまにはこれからも地域の発展に尽力していってほしい」と話していた。