座学はオンラインでも体育はそのままできる! 2次避難中能登の高校生の授業スタイルも新しく
能登半島地震で被災し2次避難している高校生たちが、金沢市のとなり、石川県内灘町の高校でオンラインでの授業を開始しました。学校に通うことになるため、体育の授業も復活しました。 【写真を見る】座学はオンラインでも体育はそのままできる! 2次避難中能登の高校生の授業スタイルも新しく 内灘高校では、地震で被災し金沢などに2次避難している輪島高校や穴水高校など4つの高校の生徒34人が新年度に入り、オンラインで授業を受けています。 高校では、空いている教室を学校やコースごとに分けて使用し、登校した生徒たちはオンライン授業などを通して学びを続けています。 生徒たちは、これまでは金沢市の県文教会館で授業を行ってきたため体育などはできませんでしたが、きょうはバドミントンの授業でのびのびと体を動かしていました。 内灘高校・古一利明校長「オンラインという形で、まだ双方向の授業という形にはならないので不便な面も多々あると思うが、心が晴れるようなシーン。体を動かすようなことができるような、体育の授業とかあるので、そこで元気を取り戻していただけたらなと思っている」 石川県教育委員会学校指導課・市澤周治参事「不安はあると思うが、できるだけニーズに対応しながら、学びを保証していきたいと思っている」 生徒たちは、当面の間スクールバスなどで内灘高校に通うことになっていて、高校までの距離などの都合で通学が難しい生徒には、近くの高校でオンライン授業を行うことで学習環境を確保することにしています。
北陸放送