BE:FIRST MANATO、WOWOW NBAに初登場!「河村(勇輝)選手とは同志のようなものを感じている」
■「BE:FIRSTのメンバーも、海外の媒体のインタビューに対して、できるだけ英語で答えることに挑戦しています」(MANATO) 【画像】真剣に話を聞くMANATO BE:FIRST・MANATOが、WOWOW『BE:FIRST MANATO初登場!NBA2024-25シーズン開幕直前SP!』に出演した。 NBA 2024-25シーズンが日本時間10月23日に開幕。今シーズンはロサンゼルス・レイカーズの八村塁の活躍はもちろんのこと、開幕直前にメンフィス・グリズリーズと2way契約を結び日本人4人目のNBA選手となる可能性がある河村勇輝の挑戦など見どころが満載だ。 シーズン開幕を直前に控えた10月20日、『BE:FIRST MANATO初登場!NBA2024-25シーズン開幕直前SP!』が、WOWOW公式YouTubeおよび、WOWOWオンデマンドで配信された(アーカイブ配信あり)。 スペシャルゲストとしてWOWOWに初登場したBE:FIRSTのMANATO。バスケットボールアナリストの佐々木クリス、『So!スポNBA』責任編集長の長澤壮太郎、宮脇美咲アナウンサーと今シーズンの注目選手やその魅力を語りつくした。 配信後も、NBAへの愛と情熱がとどまるところを知らないMANATO、レイカーズを好きになったきっかけや八村選手への期待、同じ福岡県出身で同級生の河村選手との共通点についてたっぷりと語った。 ■MANATO インタビュー Q. WOWOW NBAに初出演しての感想をお願いします。 MANATO:いちばんに楽しかったですね。NBAについて話し合える人が、周りにはあまりいなかったので、こういう機会をいただいて、自分の好きなことについて話せることがシンプルにうれしかったです。それと、めちゃくちゃ勉強になりました。個人的に、優勝予想が長澤壮太郎さん、佐々木クリスさんと一緒で嬉しかったです。同じ視点で見ることができていると思うとうれしかったです。 Q. レイカーズの大ファンとお聞きしていますが、レイカーズを好きになったきっかけや理由を教えてください。 MANATO:NBAを見始めたのが、八村選手がドラフトされる(2019年)前後でした。NBAを見るってなると、最初に飛び込んでくる名前はレブロン・ジェームズじゃないですか。そうなると、レイカーズに注目したくなりました。他にもレイカーズがドラフトで指名する選手のセンスや、お客さんの盛り上がりも好きです。配信で見ているのに、自分もその会場にいるような熱気を感じられるところが大好きです。 Q. レイカーズで活躍する八村選手に期待することをお聞かせください。 MANATO:すごく勝負強い選手だと思っています。昨シーズンはインシーズン・トーナメント(今季からNBAカップに名称変更)やプレーオフでも活躍していました。ファンというバイアスを抜きにしてレイカーズのキーマンになれる存在だと思っています。レイカーズにはレブロンやディアンジェロ・ラッセルなどゲームをクリエイトできる選手が揃っているので、それらの選手から捌かれたパスでスリーポイントをいかに決められるかが重要だと思っています。アウトサイドからのシュートはレイカーズのオプションとして計算できると思うので、その辺りは期待したいです。 Q. 同い年の河村勇輝選手がNBAを目指して奮闘しています。河村選手の挑戦についてはどのような気持ちでご覧になっていますか。 MANATO:うれしいですよね。2way契約締結前の段階からも、海外に挑戦するという部分でもうれしいと感じていました。そして2way契約の締結が発表されたとき、日本だと遅い時間(20日早朝)でしたが、奇跡的に起きていて、ニュースが飛び込んできたときはとても驚きました。喜びを全世界の人と一緒に感じられたのはすごくうれしかったです。同じ日本で、同じ福岡県出身で、しかも同世代で、グローバルに頑張っている人からは、河村君はバスケットボールだけど、スポーツとか職業関係なく、すごく刺激をもらえる部分があります。河村君の英語でのインタビュー動画も観ていますが、チームに早く順応しようとしたり、英語を少しでも早く学ぼうとしたりする姿勢にも刺激を受けます。そのような姿勢があるからこそ、チームのみんなにも愛されているのではないかなと思います。 Q. 河村選手とは連絡を取り合いますか? MANATO:グリズリーズのプレシーズンで初出場したときに、初めてこちらから連絡をさせていただきました。「試合観たよ。毎ゲーム楽しみにしているね」と連絡したら、忙しいのにもかかわらず、「ありがとうね。頑張るよ」と返信してくれました。(パリ五輪前の)日本代表と韓国代表戦を現地で取材させてもらった際にも、会うことができ、「頑張れ!」と激励しました。同じ年齢で、世界で戦うという意味ではすごく良いパッションや同志のようなものを感じられていると思います。これからもいちファンとしてもいち同級生としても応援したいと思います。 Q. 河村選手や富永啓生選手らが海外での活躍を目指すという部分で、グローバルに活動するMANATOさんと通ずるところがあると思いますが、海外で勝負するためにはどんなことが大事だと思いますか。 MANATO:知らない世界に飛び込んで挑戦することには、怖さや不安があると思います。BE:FIRSTのメンバーも、海外の媒体のインタビューに対してできるだけ英語で答えることに挑戦しています。僕らも大きな夢があるし、河村選手・富永選手もNBAで活躍するという大きな夢があると思うので、一緒に頑張っていきたいなと思います。BE:FIRSTとして今年は海外に行く機会がありました。そこで現地の人がすごく興味を持ってくださっていることを感じました。だから自分も相手に対して、知りたいと思ったことをすぐに聞くなどすることで、相手が抱いている興味や愛情を、同じぐらいこちらも見せることがすごく大事だなと思いました。 Q. 配信の中でニューオリンズ・ペリカンズに注目と言っていましたが、具体的にはどんなところが今シーズンの注目ポイントでしょうか。 MANATO:コアの部分や、各々が持っている役割は、昨シーズンからも変わらずあると思います。またザイオン・ウイリアムソンとブランドン・イングラムが2エースとして結果を残すということに対して、周りの良いサポーターやロールプレイヤーもいると思います。あとはラインナップがすごいので、とにかくザイオンに好き勝手やってもらいたいですね。 Q. MANATOさんにとってNBAの魅力は何でしょうか。 MANATO:僕がNBAを最初に見たのは、スーパープレーのハイライト集でした。(NBAは)身体能力の世界なので、すごいパスや信じられないほどのジャンプ力から放たれたダンクシュートなどが(ハイライト集では)観ることができます。(NBAを)初めて観るよ、という方はハイライトからNBAに入るのをおススメします。 Q. 日本時間11月7日には八村選手所属のレイカーズと河村選手所属のグリズリーズが激突します。仮にふたりがコートに立ったときには、どちらを応援しますか? MANATO:難しいな…。観ないっていう選択肢はあります?(笑)でも、ふたりが同じコートに立つのは観たいです。レイカーズを推しているのでレイカーズには勝ってほしいですけど、そのふたりが見られるという可能性が現時点であるだけで本当に素晴らしいことだと思いますし、楽しみですね。見られるだけで幸せです。
THE FIRST TIMES編集部