東大生も実践!楽々復習できる「ダメ集勉強法」。スマホを上手に使えば、学習の大きな味方に
大人になって、何かしらの資格を取りたいけれども、どうやったら効率的に勉強できるのかがわからない。そう考える人も多いのではないでしょうか。『自分にあった方法が見つかる! 勉強法図鑑』を上梓した、東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、誰でもマネできる、結果が出やすい勉強の一工夫を紹介します。 【写真】できなかった問題をスマホでスクショ!「ダメ集」はこうやって作る。 ■勉強にスマホを使うのはアリ? 最近の東大生は、勉強にもスマートフォンを上手に活用しています。 勉強にスマホを使うことについては、肯定的な意見も、否定的な意見もあります。
「勉強中は、スマホは遠ざけておくべきだ」「スマホで勉強すると、友達の連絡や通知で気が散ってしまうから、スマホは勉強に使うべきではない」という意見もあります。 実際、誘惑に負けてしまいがちな中学生や、意思が弱い生徒にはあまりおすすめできません。しかし高校生や大学生・大人になってからであれば、うまく活用すると、スマホは学習の大きな味方になります。 YouTubeには勉強になる動画や、塾の先生の授業動画もたくさんアップされています。また英単語の暗記に最適なアプリや、語彙力・漢字力や計算力を上げるようなアプリも数々存在しています。要するに、「勉強したい」と考える人にとっては、頼りになるツールなのです。
その中で、多くの東大生が実践していて、どんな人にもおすすめできるスマホを活用した勉強法の1つが、「ダメ集勉強法」です。 これは「自分がダメだったポイント」「自分が忘れてしまっていた事項」をスマホで撮って、画像フォルダに残していくというものです。この画像フォルダのことを、「ダメ集」と呼びます。 テストや模試で間違ってしまった問題や、問題集で出てきたのに解けなかった問題と解答、ミスしたポイントなどを写真に撮っておくのです。
科目やジャンルは問いません。とにかく、自分ができなかったところを見つけた瞬間に写真を撮っておく習慣をつけておくわけです。 間違った問題や、問題集で解けなかった問題は、自分の弱点、つまりは「ダメだったポイント」であり、成績を上げるうえでとても重要な情報です。ここの部分をうまく復習できれば、必ず成績が上がります。 ■解けなかった問題をスクショ 多くの場合これらのポイントを復習することはハードルが高く、放っておいてしまいがちです。だからこそ、画像として残しておくわけですね。