マンCのフットボール・ディレクターが今季終了後に退任へ…バルサ時代もペップと黄金期を築く
マンチェスター・シティのフットボール・ディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏が、今シーズン終了後に同クラブを退団するようだ。8日、イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。 現在60歳のチキ・ベギリスタイン氏は、現役時代にバルセロナや浦和レッズなどでプレー。2003年からバルセロナのスポーツ・ディレクターに就任した。同クラブでは元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏や元ポルトガル代表MFデコ氏などを獲得。バルセロナを再び欧州トップの地位へと押し上げた。 2008-09シーズンには、元チームメイトであるジョゼップ・グアルディオラ監督の指揮官就任に尽力。クラブの黄金期を築き上げると、2012年8月からマンチェスター・シティに加わった。 同メディアによると、チキ・ベギリスタイン氏は当初55歳で日常的な業務からの引退を予定していたという。しかし、マンチェスター・シティで再びタッグを組んだグアルディオラ監督とのプロジェクトに没頭していたため、引退の期限を60歳まで引き伸ばしていた様子だ。 そんな同氏も今年の8月で60歳に。クラブ上層部もチキ・ベギリスタイン氏の決断に理解を示しており、2025年の初めから後任のフットボール・ディレクターを起用する意向の模様。なお、同氏は後任の確保において主導的な役割を果たすと見込まれ、最初の6カ月間は引き継ぎ期間として職務を継続するようだ。
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