先月に靭帯損傷の大けが負った36歳マレーが練習再開、コートでボールを打つ<男子テニス>
36歳マレー、トレーニングしている様子
男子テニスで世界ランク56位のA・マレー(イギリス)は18日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。テニスコートでトレーニングしている様子を公開した。 【動画】36歳マレー 先月負傷もコートで練習再開 36歳のマレーは先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に出場。1回戦で世界ランク142位のM・ベレッティーニ(イタリア)、2回戦で第29シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し3回戦進出を果たしたが、3回戦では同60位のT・マハーチ(チェコ)にフルセットで敗れた。 そして3回戦の途中で足首を痛めていたマレーは一夜明けた25日にSNSを更新し「昨日、マイアミでの試合終了間際にATFLの完全断裂とCFLの部分断裂を負った。帰国後、足首の専門医に診てもらい、次のステップを決めようと思う」と投稿していた。 ATFLとは前距腓靭帯のことで、CFLは踵腓靭帯のこと。いずれも足首を支える重要な靭帯で、マレーは今回その部分を負傷したことになる。 続けてマレーは「言うまでもないことだけど、これは大変なことで、長期離脱することになる。でも、時期が来れば、股関節1本、足首の靭帯もない状態で戻ってくるよ」とつづっていた。 それでも今回SNSを更新したマレーはイギリスのナショナル・テニス・センターにあるハードコートでボールを打つ様子を公開。長期離脱を示唆していたがコートに早くも帰還した。なお、復帰大会に関してはまだ決まっていない。 マレーは2019年1月に股関節の手術を行い復活。当初このけがにより引退の可能性も噂されていたが、手術後も継続的にツアーに参戦し続け“鉄人”ぷりを見せている。
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