正解は? 香水のプロたちがしない「やりがちなつけ方」
あくまで自然。ふんわり香る匂いに、ついつい振り返ってしまう。いくらフレグランス自体がいい匂いでも、つけ方によって全くその香りの感じ方は違ってくるもの。理想はさりげなくほのかに香る清潔な匂い。いつもの香水のつけ方が実は誤っていることも? あらためて正しい使用方法やコツなどの基礎知識を香りのプロがレクチャー。 ≫【写真・香水のプロに聞いた正しいつけ方▶全10のテクニック一覧】実は間違いだらけ「すれ違ったときにいい匂い」つけ方・選び方の正解 【つけてはいけない部分】 「汗をかきやすい場所です。汗と香水のニオイが混ざると嫌なニオイになってしまう可能性が高いので避けて。あとはデコルテ部分も、暑い季節は避けた方が無難。香水はアルコールが含まれているため、髪の毛につけるとダメージになるのでココにも注意が必要」(吉澤さん・NOSE SHOP) 【20cm離してプッシュ・そしてこすらない】 やりがちなミスはつけるときの肌との距離感。点ではなく面でつけるイメージで、必ず離した状態でスプレーし、乾かしましょう。そうすることでほのかに香り立ちます。また、摩擦で香りの粒子がつぶれるため、つけたところをこするのは絶対にNG。本来の香りを発揮できず、香りが長続きしない原因となります。手首の脈が感じられる部分を軽くたたき合わせるか、何もせずに放置するくらいで(峰松さん・PHAETON Fragrance Long Bar) 【つけるのは外出前の約30分】 トップノートは香りが強いので、香水の主役であるミドルノートが香り始める時間に出かけられるのがベスト。香水はつけてからだいたい30分たった状態がバランスのよい香りに。そのため外出時には約30分前につけるのがお勧めです(小泉さん・@cosme TOKYO)
Composition&Text_GISELe