去就に注目が集まるキリアン・エンバペ[写真]=Getty Images

　フランスメディア『レキップ』が16日、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペに対し、レアル・マドリードが来季同クラブでプレーするか否かの決断を急ぐように求めていると報じた。 　レアル・マドリードは、数年前よりエンバペの獲得に強い関心を示し続けている。2022年夏にはフリートランスファーでの加入が決定的とされていたが一転、同選手がPSGと超大型契約を結び、“白い巨人”への移籍は破談に終わっていた。 　その現行契約は2024年6月末で満了を迎えるが、再びフリートランスファーとなるエンバペを巡っては、レアル・マドリードがプレミアリーグ勢との争奪戦を繰り広げる可能性も報じられている。 　『レキップ』によると、レアル・マドリードはエンバペに対して譲歩不可能な最終条件を含んだオファーを送付済みで、早急に結論を出すよう要請するとともに、レアル・マドリードへの移籍を肯定的に考える場合、土壇場で破談となる可能性を排除するため「書面による入団保証」を求めているという。 　一方、レアル・マドリードは、エンバペのPSG退団が近づいており、最終決断はUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16が行われる2月から3月頃に下されると予想しているようだ。