ロシアが病院攻撃、9人死亡 ウクライナ北東部の州都スムイ
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナ北東部スムイで28日、病院にロシア軍の無人機シャヘドの攻撃があり、地元当局によると9人が死亡、12人が負傷した。攻撃は2回あり、最初に1人が死亡。救助隊が到着し、患者や職員らが避難している際に2度目の攻撃があったという。 ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアを非難し「唯一正しい道は力を通じた平和だ」と訴えた。スムイはスムイ州の州都で、同州はウクライナが越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州と国境を接している。 27日には南部クリブイリフにある警察庁舎へのロシア軍の攻撃で4人が死亡、6人が負傷した。クリブイリフはゼレンスキー氏の出身地だ。