3年後でもめっちゃ高く売れる!?? 「下取り人気」で選ぶSUV 3選
カローラクロスのハイブリッドZ 2WDもリセールが期待できるクルマ
そして、同じくトヨタの「カローラクロス」もリセールがいい傾向がある車種です。2021年のデビュー当時のハイブリッドG 2WDの価格は税込259万円(2024年10月現在は税込276万円)、最上級のハイブリッドZ 2WDも299万円(現在は325万円)と、カローラクロスは、新車で買ってもコスパが抜群に高いクルマですが、リセールも期待できることでさらにコスパに優れる車種となっています。 特に人気の高いグレードがハイブリッドZの2WD。2024年10月の業者向けの中古車オークションでは、走行距離3万km未満の3年落ち車(2021年式)の相場が307万円という高値となっています。パノラマサンルーフ(約10万円のメーカーOP)やエアロパーツありだと、さらに高額になるようです。 ランクル300同様に、業者向けのオークションでの相場であり、一般ユーザーがリセールに出した際の査定額はこれよりも下がりますが、かなりお得だといえるのではないでしょうか。 カローラクロスハイブリッドは、バングラデシュからの需要が高いそう。バングラデシュも日本と同じ、左側通行・右ハンドルであり、日本からくる中古車は良質なものが多いため、中古車で十分、と考えている人が多いようです。
ジムニーは、シエラがいまアツい!!
2018年7月にデビューしたスズキ「ジムニーシエラ」も、中古車市場で非常に人気が高い車種です。新車価格は、エントリーのJC(4AT)で税込206万円、上級グレードのJL(4AT)でも税込218万円(5MTはそれぞれ約10万円安い)と、もともと大変リーズナブルなクルマであるジムニーシエラ。 特に人気が高いのは「JL」のほうです。2024年10月の業者向けの中古車オークションでは、走行距離3万km未満の3年落ち車(2021年式)の相場が278万円、2018年の初期モデルでも200万円を超えています(こちらも、買い取り業者による査定額はこれよりも下がります)。 ジムニーシエラに関しては、2023年8月に始まったロシアへの中古車輸出に関する規制(ウクライナ侵攻への制裁処置として、排気量が1900cc超の自動車(ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車)と、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車(EV)の中古車は、ロシアへ輸出することを禁じるというもの)をすり抜けるクルマであることも影響しているそう。ジムニーシエラはまた、カスタムショップのコンプリートカーも多いですが、これらは中古車価格が飛びぬけて高く、趣味性の強いクルマとしてプラス査定となることもあるそうです。 ほかにも、レクサス「RX」や、ホンダ「ヴェゼル」、またトヨタ「ランドクルーザー250」などは、リセールが高くなりやすいSUVです。 高いリセールバリューを狙うならば、車種選定も大切ですが、「どこに売却するのか」も重要。面倒でも複数の買い取り店で査定してもらい、より高い価格で買い取ってくれる店を探すことができると、もっともお得なカーライフとなります。ぜひ参考にしてみてください。