カット野菜の工場に潜入 岐阜県養老町「サラダコスモ」の驚きのカット技術 キャベツは0.2ミリ幅も可能
下から見ると、ピーラーがむいた皮が飛び出しているのが分かる。マシンの正体は、ニンジンが回転しながら進むことで360度皮をむくことができる「自動皮むき機」だった。 皮をむいたニンジンは、円形の刃がセットされたマシンでスライス。細かくカットされたニンジンが宙を舞う様は、まるで桜吹雪のよう!
野菜炒めに適した大きさにするため、細かくカットできる刃を使っている。マシンの技術力を持ってすれば、サイズも自由自在というわけだ。
まるで巨大ターミナル! 野菜たちが合流
いよいよ「ニラ野菜 炒め用ミックス」の主役、ニラをカットする工程へ。ニラは、向きをそろえてマシンにセット。すると、プロペラのような刃がニラをひと口大のサイズにカットしていく。刃を回すスピードを変えることで、野菜の長さも調整できる。
カットされた野菜がついに合流。まるで巨大ターミナル駅のようだが、その名は「野菜計量マシン」! 扇状に少しずつ野菜を流すことで均等に振り分けます。
さらに赤い矢印の部分に注目すると、別工程を経たモヤシが、なんと袋の中で合流! 多くの工程を経て、やっと「ニラ野菜 炒め用ミックス」が完成する。手軽に使え、重宝する「カット野菜」。食卓に届くまでの製造工程には、驚きの技術が隠されていた。
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