ドライフラワーにおすすめの多年草&一年草4選《夏ガーデンのキレイを永遠に》
キレイに咲いた花はできるだけ長く楽しみたいものです。切り花にしてインテリアに飾るのもよし、そのあとはドライフラワーにして、さらに長く楽しむのもおすすめです。 ◆【写真5枚】ナチュラル感あふれるドライフラワー。2枚目以降「ドライフラワーにおすすめの植物」紹介していきます! ただし、花のなかにはドライフラワーに向いている花と向かない花があります。ドライフラワー向きの花は、色が退化しにくく、花の形が崩れにくいのが特徴です。このような花を選んでドライフラワーにしてみませんか。 そこで今回は、夏に咲く多年草と一年草のなかで、ドライフラワーにおすすめの植物を紹介します。さっそくみていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
キレイなドライフラワーを作るには?
ドライフラワーを作る方法には、➀ハンギング法、(2)ドライインウォーター法、(3)シリカゲル法、(4)グリセリン法があります。 誰でも手軽にチャレンジできるのは➀と(2)です。➀は逆さにして吊るして乾燥させる方法で、(2)は花瓶に生けたまま、自然と水が乾き切るのを待つだけの方法です。いずれの方法も、薬剤や特別な道具は必要ありません。 (3)や(4)は薬品などを使用する方法ですが、色が褪せにくく、花の形をキレイに残しやすい方法です。花の色や形をできるだけ残して楽しみたい人におすすめです。 どの方法にもメリット、デメリットがあるので、自分に合った方法でドライフラワーを楽しんでくださいね。
ドライフラワーにおすすめの多年草&一年草4選
●ドライフラワーにおすすめ《その1》センニチコウ ピンクやパープル、ホワイトの丸い苞が可愛らしいセンニチコウ。晩秋まで開花する一年草です。一部、多年草もあります。 苞はカサカサとした質感でドライフラワーに向いています。ドライにしても色褪せしにくいことも嬉しいポイントです。ロマンチックな雰囲気のピンクカラーはホワイトのセンニチコウとも相性が抜群。一緒にドライにして、飾ってみるのもおすすめです。 ※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗) ●ドライフラワーにおすすめ《その2》エリンジウム エリンジウムはブルーシルバーのメタリックな花色が特徴の多年草です。トゲトゲした苞葉もクールな印象で、ガーデンのアクセントにもおすすめです。気候や品種によっては、一年草や二年草として扱われる場合もあります。 ドライフラワーにしても色が褪せにくく、花の形も崩れません。花色と形がユニークなので、インテリアにも飾りやすいでしょう。 ※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗) ●ドライフラワーにおすすめ《その3》エキノプス エキノプスはキク科の多年草で、丸い玉のような花が特徴の植物です。ブルーの花色が美しく、別名「ルリタマアザミ」とも呼ばれています。 多湿に弱い性質ですが、暑さや寒さには強い丈夫な植物です。切り花にして楽しんだあとは、風通しのよい場所に吊るしてドライフラワーにしてみましょう。 ※参考価格:100~700円前後(3号ポット苗) ●ドライフラワーにおすすめ《その4》ヘリクリサム パッと開いた花の形と鮮やかな花色が特徴のヘリクリサム。明るい雰囲気で夏らしさが感じられる多年草です。花弁の質感は乾燥してカサカサしており、ドライフラワーにもおすすめです。 花首をカットして、そのまま置いていても大きく色褪せることはありません。花は開きすぎていないものを選ぶのがおすすめ。好みにもよりますが、乾燥の過程で徐々に開いてくるので、出来上がる頃にはキレイな状態の花を楽しめます。 ※参考価格:400~500円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は、夏に咲く多年草と一年草のなかで、ドライフラワーにおすすめの植物を紹介しました。 ドライフラワーはアンティークな雰囲気を楽しむものでしたが、現在は生きた植物そのままの美しさを残すことができるようになっています。 花の魅力を楽しむ方法はドライフラワー以外にもたくさんあるので、ぜひ自分に合った方法を探してみてくださいね。
LIMO編集部