【MLB】ドジャース・大谷翔平が左肩関節唇断裂の修復手術を受ける スプリング・トレーニングには間に合う見込み
日本時間11月6日、ドジャースはワールドシリーズ第2戦で盗塁を試みた際に左肩を痛めていた大谷翔平が関節唇断裂の修復手術を受けたことを発表した。当初、ドジャースは大谷の状態について「亜脱臼」と発表していたが、実際には関節唇断裂という重傷を負っていたようだ。手術はニール・エラトラシュ医師によって行われ、球団の発表によると、大谷は来春のスプリング・トレーニングには間に合う見込みとなっている。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 大谷は左肩の故障を抱えながらもワールドシリーズ第3~5戦に引き続き「1番・DH」でスタメン出場。3試合合計で11打数1安打に終わり、強くスイングした際には顔をしかめる場面もあった。出塁した際には左肩をかばいながら走っており、プレーへの影響がないことを強調していたものの、痛みを抱えながらプレーしていたことは間違いなさそうだ。 大谷は10年7億ドルという歴史的な超大型契約でドジャースに加入した今季、右ひじ手術の影響で登板はなかったものの、指名打者に専念して打撃面と走塁面で躍動。54本塁打&59盗塁をマークし、前人未到の「50-50」を達成した。日本時間11月22日には全米野球記者協会が選ぶMVPが発表されるが、リーグ内には大谷に匹敵する活躍を見せた選手はおらず、2年連続3度目(ナ・リーグでは初めて)のMVP受賞が確実視されている。 来季は再びマウンドに立ち、「二刀流」を再開することが期待されている大谷。左肩の手術を受けたことでオフシーズンのトレーニングや調整には多少の影響が出るかもしれないが、来春のスプリング・トレーニングに間に合う見込みであることは朗報と言えるだろう。まずは左肩の状態を万全に戻し、「二刀流」を再開するドジャース2年目のシーズンを迎えることになる。