多彩なステージで魅了 レーザーショーに打ち上げ花火も 徳之島伊仙町ほーらい祭
鹿児島県伊仙町の第36回ほーらい祭(同実行委員会主催)が3日、同町面縄港の特設会場であった。島内のダンスや太鼓グループや奄美で活動するミュージシャンらのステージが祭りを盛り上げ、同祭り恒例の花火大会とレーザーショーも観客を魅了した。 ほーらい祭は例年、7月の最終日曜日に実施していた夏祭りイベントだったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による中断を経て、暑さや台風などの影響も考慮して2022年から秋の開催に移行した。 ステージは町内保育園の児童らのお遊戯とダンスでスタート。徳之島DANSING、黒潮太鼓、駒夕理教室、ミュージックワイドの面々が出演したほか、カサリンチュの朝光介さん、レゲエシンガーのTAKAFINさんが祭りに花を添えた。 祭りのフィナーレは恒例のレーザーショーと花火大会。会場に詰め掛けた多数の観客らは秋の夜空を彩る華やかな音と光の共演に歓声を上げた。 実行委員長の大久保明町長はあいさつで「会場の面縄港を大型クルーズ船が着岸できるよう改修することがほぼ決まった」と報告し、「今後も若者が帰ってこれる島づくりに努めたい」と述べた。