《参院選2019》維新・松井代表「身の引き締まる思い」
第25回参院選の開票作業が進む中、日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)と馬場伸幸幹事長は21日夜、大阪市内の開票センターで記者会見を行った。地元の大阪で順調に2議席当確との報を受け、松井代表は「本当に大阪府民のみなさんのご期待に沿うために、改めて身の引き締まる思い」と語った。 【参議院選2019投開票日】日本維新の会・開票センターの様子 投票が締め切られた午後8時過ぎ、大阪選挙区の東徹、梅村みずほ両候補、兵庫の清水貴之候補、比例区の鈴木宗男候補らの当選確実の報を受け、開票センターに隣接する控え室からは関係者の歓声が漏れ聞こえた。 午後9時過ぎ、松井代表と馬場幹事長の会見が行われた。松井代表は「非常に厳しい戦いだった。すべての候補者が死力を尽くして戦ってくれたし、我々も大勢の皆さんに支えられ、悔いなく戦うことができた」と述べた。 そして「年金も今の制度では、これから高齢者が増える中で現役世代が減るので、成り立たせようというのが非常に無理がある制度だと思っている。マイナンバーの制度もはじまったわけだし、だれもが公平に日本の中で社会保障制度に支えられる、人口減少の中でも持続可能な日本を作っていきたい」と取り組みたい政策について説明した。 馬場幹事長は「もともと日本維新の会の理念である、それぞれの地域から変えていくという、そもそもの考え方の中、地域での行政経験を積み重ねてきた方々と戦えたのが特徴だった。結果を見守りながら、今後どうやって日本維新の会を広めていくか、考えていきたい」と話した。