【日本ハム】巨人戦力外の鍵谷陽平との育成契約を発表 5年ぶりの古巣復帰にファンからも歓喜の声が上がる理由
日本ハムは11月19日、巨人を戦力外になった鍵谷陽平投手と育成契約を結んだことを発表した。背番号は130。 鍵谷は北海道七飯町出身、中大から2012年にドラフト3位で日本ハム入り。19年途中に巨人へトレード移籍し、プロ11年間で通算419登板、84ホールド、防御率3・46をマークしている。 またチームにとっても経験豊富な右腕の復帰はチームのウイークポイントを補う大事な補強となりそうだ。日本ハム時代は17年にキャリアハイの60試合に登板、巨人に移籍後も20年は46試合、21年は59試合に登板と回またぎもこなすフル回転ぶりでチームを支え続けた。 2年連続最下位に沈んだ日本ハムでは救援防御率がリーグ4位の2・97とブルペン強化を図りたい目的もあり、ベテラン右腕獲得は補強ポイントに合致する。温厚な人柄で知られ、若手投手陣が多い日本ハムではブルペンのまとめ役としても期待されそうだ。 様々な面でプラスとなりそうな鍵谷の復帰には早速ファンの間からもSNS上で「おかえりなさい!」「エスコンで投げている姿が早く見たい!」など、喜びの声が続々上がっている。地元出身選手でもあり、巨人に移籍後も引き続き応援しているファンも多かった。 まずは支配下を目指して前に進んでいく形となるが、チーム浮上の大事な存在となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]