源泉かけ流しの温泉!厚木、箱根、湯河原エリアのおすすめ名旅館リスト[FRaU]
都心から少し足を延ばすだけで大自然のなかの名湯に出合える神奈川県。ここでは厚木、箱根、湯河原で昔から名を馳せる源泉かけ流しの名旅館をピックアップ。こんこんと湧き出ずる湯の贅沢な恵みを求めて、いざ。
丹沢の東山麓に広がる城下町の風情あふれる宿
厚木市/あつぎ飯山温泉 元湯旅館 桜や紫陽花など四季折々の花が咲きみだれ、昔なつかしい里山の風景が広がる飯山温泉。相模川の支流・小鮎川に沿って湧き出す湯は、江戸の頃にはすっかり評判だったとか。この名湯の地にあって長年愛されているのが元湯旅館。
泉質はなんとpH値11.3を記録した全国でもトップクラスの強アルカリ泉。といっても、肌の角質をやわらかくする“美肌の湯”で、赤ちゃんも入浴できるそうなのでご安心を。男湯、女湯にはそれぞれ趣の異なる露天風呂があり、渓流や森の空気に包まれながらの入浴は至福。
宿の敷地は、広々と1万坪も。小道を歩いていくと、あら、足元に小さなたぬきの置物が。聞けば、湯の出る場所を教えてくれたのがたぬきだったとの伝説にちなんで宿のシンボルになったんだとか。
大浴場の扉を開けると、湯けむりの向こうにも丸いシルエットがずらり。これぞ名物「たぬき風呂」。予想以上の頭数にホッコリしながらワイルドな岩風呂に肩まで浸かって、ツヤツヤ&ピカピカの肌に。
ちなみに元湯旅館では、夕食つきの日帰りプランも大充実。15時に客室にチェックインして湯に浸かり、17時頃から部屋で会席コースをいただいて、もうひとっ風呂。そして21時にチェックアウトという楽しみ方が可能。
もちろん浴衣、バスタオルつきだから手ぶらでOK。たった半日のショートステイでも、この湯があればたっぷり元気をもらえる!
都心から60分でこんな秘境感! 厚木市飯山の山麓にある〈元湯旅館〉の露天風呂は、まさに緑のまぶしい“山の湯”そのもの。東丹沢の大自然から湧き出したばかりの湯に浸かり、渓流のせせらぎを聞いていると何もかも忘れられる。緑のなかでハダカになって、秘境のパワーを思いっきり満喫しよう。 厚木市飯山4916