47歳の大山志保が「伊藤園レディス」でツアー復帰 約2年4カ月のブランクを経て
ツアー通算18勝で元賞金女王の大山志保が「伊藤園レディス」(11月8~10日/千葉・グレートアイランドC)で約2年4カ月ぶりにツアー復帰する。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると20日までにエントリーを済ませたという。大山は2022年6月「アース・モンダミンカップ」を最後にツアーから長期離脱していた。 【画像】大山志保が最後に優勝した2018年「ヨネックスレディス」 大山は同年11月に「トーナメント特別保障(公傷)制度」が適用され、23年5月には大山からの申請によって、同制度の1年間延長が認められた(制度適用理由は非公表)。本来、今年6月「ヨネックスレディス」から復帰すれば、通常のシード資格で出場できない「日本女子オープン」「TOTOジャパンクラシック」「JLPGAツアー選手権リコーカップ」を除く21試合に出場可能だったが、現時点では「伊藤園レディス」と「大王製紙エリエールレディス」(11月14~17日/愛媛・エリエールゴルフクラブ松山)のみとなる。 復帰後のシーズンで22年のランク50位相当のポイント(458.32pt)を獲得できれば25年のシードを獲得できるが、出場2試合では現実的に不可能。いずれかの大会での優勝が条件になる。獲得できなければ、最終予選会(11月26~29日/静岡・葛城GC宇刈コース)に出場できる。 大山は現在47歳。若手全盛のツアーで最終予選回会からでも来季ツアー出場権を獲得できれば、異例のカムバックとなる。