大賞に富山県の砺波図書館 ゲーミング図書館アワード2024
富山県砺波市の砺波図書館(福原達館長)は7日、ゲーミング図書館アワード2024大賞を受賞した。ゲームを楽しめる環境整備やゲーム収集に優れた実績のある図書館などを顕彰するため2023年に創設された賞で、同日に横浜市で開かれた図書館総合展で発表され、授賞式もあった。 砺波図書館は市民から寄付を受けたのを機に22年からボードゲームやカードゲームなどのコレクションを充実させ、現在は133種類を取りそろえる。月1回のペースでゲームイベントを開いており、さまざまなゲームが楽しめる図書館として人気を集めている。 同年にはボランティアグループ「図書館お助け隊!」にゲーム部ができ、メンバー24人が来館者にゲームのルールを分かりやすく教えるための研修も行っている。 図書館員や研究者でつくる同アワード実行委員会が同図書館やボランティアの取り組みを高く評価し、大賞に選んだ。