アナ大失態の勝者読み違え!“ボディペイント美女”ボクサーが一転勝利も敗れた王者が激怒、一体何が!?
5月12日に豪州パース・RACアリーナで開催されたWBA女子世界バンタム級タイトルマッチで、リングアナウンサーが判定コールで”勝者を読み間違える”前代未聞のハプニングが発生。勝利した“ボディペイント美女”で話題のチェルネカ・ジョンソン(豪州)は困惑し、敗れた王者のニーナ・ヒューズ(英国)は激怒。メディアもネットも炎上する騒動となった。 【フォト&動画】大炎上の”勝者読み違え”の瞬間、彼女の“Tバックビキニ”&“ボディペイント”計量姿も お互い一歩も譲らずの接戦だった。手数で勝負する王者ヒューズに対し、鋭いジャブと強打を狙うジョンソンの真っ向勝負。前半はヒューズが優勢で後半でジョンソンが盛り返した内容だった。 お互いダウンもなく結果が判定に委ねられた中、リングアナウンサーは、判定2-0(96-94、98-92、95-95)で勝者にヒューズの名前を呼んだ。拳を突き上げながら2度目の防衛に喜ぶヒューズ。しかし、その直後すぐに仕切り直しの判定コール。今度は勝者にジョンソンの名前を呼んだのだ。 覆った判定結果にヒューズもジョンソンも呆然。負けとなったヒューズはその後のインタビューで「全く理解できない。私が勝ったとアナウンスした後にどうやったらスコアを変更するの?私は前半は圧倒していた。確かに終盤の数ラウンドは彼女が取ったかもしれないが、それでも私が楽に勝った試合だと思った」と激怒。ヒューズは、これは単なる“読み間違え”ではなく、スコアを改ざんされたと考えているようだ。続けて「私は勝利を奪われた。負けたとは思っていない。再戦すべきだ」と捲し立てた。 そして本当に災難だったのはジョンソンだ。激闘の末、地元での王座戴冠、2階級制覇と素晴らしい戦いだったが、すっきりしない事態に。ジョンソンはリング上でも「私はジャッジではない。でも、(読み上げられた)判定が間違いだった事が分かり嬉しい。ニーナとはタフな試合だったが、私自身が私が間違いなく勝ったと思っている」と困惑気味に語ったが、自身のSNSには「勝利を盗んだ」などアンチコメントも寄せられた。 ESPNのスポーツ解説員は“ピエロショー””ゴミレベルのアマチュア”とこき下ろしたほど、メディアやネットも炎上したこのハプニング。一体、何が起きていたのか。 渦中のアナウンサーはこの騒動について自身のSNSで声明。「ジョンゾンとヒューズの試合の判定結果の物議は、全て私の責任です。ジャッジでも、公認団体でもありません。関係者全員には謝罪しましたが、今度は皆様に謝罪します。ネットで私は色々と言われていますが、自業自得だと思っています。改めてすみませんでした」と深く謝罪。あくまで自身の“読み間違え”であったことを明かした。 この騒動を発端に、ジョンソンとヒューズのダイレクトリマッチの声も上がっているが、果たして実現するのか。今後の動向を注視したい。