越路吹雪さんにプレゼントしたルイ・ヴィトンのバッグの革を使った特製ブーツを披露した美川憲一

　歌手の美川憲一（７８）が２６日、東京・よみうり大手町ホールで２７日開催のコンサート「ドラマチック・シャンソン２０２４」のリハーサル後、会見した。 　リハーサルでは生誕１００周年を迎えた越路吹雪さんの代表曲としても知られる「愛の讃歌」「ろくでなし」を披露。交流が深く美川がルイ・ヴィトンのバッグの革でつくった特製ブーツを越路さんにプレゼント。亡くなった後に美川の元に戻ってきたそうで、その現物を見せながら「シャンソンの女王さまでしたからね」と懐かしげに話した。 　また芸能界のご意見番として珍しく政治に言及。２７日の自民党総裁選について「私は石破（茂）さんがいいかな～。何回も出て１回くらい総理にさせてあげてもいいんじゃない？」。完全に石破推しかと思いきや、「高市（早苗）さんもすごくいいわね。以前、飛行機で一緒になったとき穏やかな人だった。丁重にあいさつされたわ」。政策的な要望は特になさそうだが、キャラクター的な嗅覚から本命視されるこの２人を熱望した。一方で「小泉（進次郎＝４３）はまだ早い。５０過ぎてからでいいんじゃない？」と冷ややかだった。