【箱根駅伝】2代目山の神・柏原竜二「この人がいなかったら…」人生を変えた今井正人のある言葉
日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」では、100回目の記念大会となる箱根駅伝を特集。 【動画】毎年恒例!青山学院大学の原監督が発表する今年の作戦名「負けてたまるか大作戦」 東洋大学OBの山の神・柏原竜二さんは、人生を変えた、順天堂大学OBの“元祖・山の神”今井正人選手との思い出を語りました。 第82回大会で、当時3年生の今井選手は5区に出走。この年、標高差800m以上の上り坂が続く5区は、雨で氷点下の中でレース。今井選手は、5人抜きの区間賞で、順天堂大を往路優勝に導きました。
数年後に柏原さんや青山学院大学OBの神野大地さんらも呼ばれる、「山の神」という代名詞を初めて受けたのが、今井選手でした。 今井選手との出会いは、柏原さんが高校2年生のときに行われた全国都道府県対抗駅伝。同郷の福島県出身として当時、柏原さんは今井選手の付き添いをしていました。 「帰りの新幹線ギリギリのところで『箱根駅伝5区ってどんな所ですか』って聞いたら、今井さんは“大変だけど1番やりがいがある区間だよ”と」 柏原さんはその一言がきっかけで、「今井正人さんが見てる景色を僕が見たくなって、目指すようになった」と語ります。また、「この人がいなかったら、ここにない」と、人生を変えた1ページを明かしました。