阪神園芸、神整備で甲子園を完全再現 2軍新球場に同じ黒土搬入
阪神は16日、2025年3月開業予定の2軍新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」の内野グラウンド黒土工事の進捗（しんちょく）状況ついて発表した。 【イメージ図】2025年に開業する阪神2軍のベースボールパーク「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」 新球場は甲子園と同じ鹿児島県産の黒土を搬入。今週末で工事が完了予定と大詰めを迎えており、グラウンドの整備を行う阪神園芸の大谷公亮営業部係長（29）は「11月から開場まで、甲子園球場がオフシーズンでも取り入れている天地返し（掘り返し）作業を行い、甲子園クオリティーに近づけます」と胸を張った。 藤川球児新監督（44）も15日の就任会見で「地域密着はどの球団でも必要。今後100年、200年に向けて阪神タイガースが全国から行きたいと思ってもらえる球団にする必要が、義務がある」と新球場に期待していた。大谷係長も「新スタジアムは尼崎のランドマークになると思います」と力を込める。〝神整備軍団〟の仕上げる甲子園完全再現の新球場が、新時代を迎える虎をより一層後押ししていく。
