「東大生のノートは美しい」「いや、信じられないほど汚い!」→真相をお知らせします
なぜ、わざわざ「まとめノート」をつくるのか? そもそも、なぜわざわざ「まとめノート」をつくる必要があるのでしょうか?それは、まとめノートをつくることで、情報の「一元化」と「最適化」がおこなえるためです。 ――情報の「一元化」 参考書や問題集などの情報が1つのところに集約されずにバラバラのままでは、頭が混乱してしまいます。試験前に復習したいときにも、いちいちいろいろな本を参照しなければならず、不便です。まとめノートをつくると、大量の情報を1つの場所にまとめることができます。 ――情報の「最適化」 市販の参考書や問題集は、多くの人に向けて書かれているため、中にはどうしても自分には必要のない情報も含まれてしまいます。逆に、自分に必要だと思う情報が抜けていることもあります。 一方、自分だけのまとめノートなら、自分に必要な情報だけを選んで書くことができます。また、苦手なポイントや覚え方のコツを書き込むことで、自分に最適な1冊をつくれます。
このようなまとめノートづくりの効果は、「東大式まとめノート」の3つのポイントを押さえることで、ますます高まります。 (1)「見出し」「記号」「番号」を用いて、頭の中に“引き出し”をつくる (2)「テスト形式」で、書きながら覚える (3)「暗記術満載」で、すぐに覚えて絶対に忘れない ここからは、それぞれのポイントについてくわしく解説していきます。 (1)「見出し」「記号」「番号」を用いて、頭の中に“引き出し”をつくる 次々とスキルアップする人たちのノートには、共通点があります。それは、「情報が整理されている」ことです。 たくさんの知識を持ち、その知識を自由自在に取り出せる人の多くは、頭の中に“引き出し”を持っています。必要なものを引き出しから取り出すように、その時々で必要な知識を頭から取り出しています。 しかし、大量の情報を頭の中だけで整理して“引き出し”をつくるのは、よほどの天才でなければ容易なことではありません。そこで、一度ノートの上にそれらを可視化することが大切なのです。