BALLISTIK BOYZ、初武道館で〝第1章〟完結 デビュー5周年の集大成披露「一番の夢はワールドスタジアムツアー」
男性7人組、BALLISTIK BOYZ(BBZ)が6日、初の東京・日本武道館公演を行った。今年デビュー5周年を迎えた7人にとって過去最大規模のステージで、集大成のパフォーマンスを披露。グループの〝第1章〟に終止符を打ち、日高竜太(28)は「僕たちにはまだまだかなえたい夢がある。これを通過点にワールドワイドに活躍したい」とさらなる進化を誓った。 EXILE TRIBE(一族)の次世代を担う若武者たちが、殻を打ち破った。 「行くぞ、武道館!」 念願のステージに立った7人。日高がクールに開幕を告げると、会場は黄色い歓声に包まれた。 TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップをこなす実力派で、2019年にデビュー。世界を視野に活動し、22年8月から半年間にわたりタイで武者修行を敢行。スキルを磨いてきた。 昨年はホールツアータイトルに「NEXT」を掲げるなど〝次〟を目指していただけに、砂田将宏(24)は「景色が全然違う。本当にネクストステージに来たんだ」と感激。武道館は多数のLDHアーティストがライブを行ってきた場所で、14年のボーカルオーディション最終審査を見に初めて訪れた日高は「ファイナリストで落ちて悔しい気持ちと、絶対に自分もEXILE TRIBEの一員として立ちたいと思っていた。10年後にこうやってみんなで立てて、うれしいです」と喜びをかみしめた。 5年間の集大成を見せつけた。松井利樹(24)は「僕たちの第1章を終わらせに来ました」と力を込め、12月4日発売の新曲「SAY IT」を初披露。人気曲「テンハネ―1000%―」では4年ぶりに全員でアクロバットを見せるなど、27曲を全力パフォーマンス。コンセプトの「進化」を歌とダンスで体現した。 節目の年に一つの区切りをつけたBBZ。日高は「ワールドスタジアムツアーが一番の夢。そこに向けて明日から動き出せたら」。さらなる高みを目指して新たな一歩を踏み出す。