競泳五輪代表、海外高地合宿組4人が抱負 女子平泳ぎの青木玲緒樹「決勝で自己ベストを」
競泳のパリ五輪代表で、女子100メートル平泳ぎ日本記録保持者の青木玲緒樹(れおな、ミズノ)ら4選手が4日、産経新聞のオンライン取材に応じ、青木は「ようやく泳ぎが固まってきた。決勝で自己ベストを出したい」と、開幕まで1カ月を切った大舞台を見据えた。 青木らは6月上旬までのヨーロッパ・グランプリ(GP)から約1カ月間、スペイン・シエラネバダで高地合宿を行った。男子200メートル背泳ぎの竹原秀一(東洋大)は、「ヨーロッパGPで泳ぎを忘れてしまったが、よくなっている」と手応えを示した。男子400メートル個人メドレーの松下知之(東洋大)は、「悪い練習がなかった。いいコンディションで過ごせた」。初の五輪に向けて、「ワクワクしている。自分のパフォーマンスを生かして、メダルや、それ以上を目指したい」と意気込んだ。 合宿に部分参加した女子個人メドレーで2021年東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)は6月中旬に出場したセッテコリ国際から泳ぎの課題を克服しつつあるといい、「あと1カ月くらいで理想に近づけたい」と語った。