自動運転EVバス鹿児島初の実証実験開始 南さつま市で生活への変化やニーズを検証
鹿児島読売テレビ
運転手不足などで地域の公共交通機関の維持が社会問題となっています。南さつま市では、県内で初となる自動運転EVバスの実証実験が始まりました 南さつま市では14日から2週間、県内で初めて自動運転EVバスの公道での実証実験を試みます。14日朝は南さつま市役所の駐車場でセレモニーが行われ、参加者たちは試乗などを行いました。 (試乗した子ども) 「人がいたら止まったりするのがすごくいいなと思った」 実証実験で運行する自動運転のEVバスは、乗客の定員は9人で、最高速度は時速19キロ。市街地から病院など日常生活に欠かせない施設を通過するルート走行で、生活への変化やニーズをどれほど満たしているか検証を行います。 (南さつま市・本坊輝雄市長) 「私たちが50年前に描いた未来都市の在り方が今現実になっている。この子どもたちにも自分たちの描く将来像を自分の生き方を含めて夢を持ってもらえたら」 今回はオペレーターを付けての実験となりますが、将来的にはドライバーが不在でも運転可能な自動運転レベル4を目指すということです。