北九州市中学生殺傷事件 被害者が通った幼稚園の園長語る
北九州市のファストフード店で中学生2人が男に刺された事件で、死亡した中島咲彩さんが通っていた幼稚園の園長が取材に応じ、犯人への憤りを語りました。 「最初は信じたくないという気持ち。違って欲しいと思っていたが」こう語るのは中島さんが通っていた北九州市小倉南区の幼稚園の園長です。 「優しい子だった」「誰とでも仲良く、友達も多く、楽しく幼稚園生活を送っていた」「自分の好きなことには、興味関心をもって取り組む頑張り屋さん」と中島さんのことを話します。 逃走を続ける犯人に対しては「非常に強い憤りを感じるし、咲彩さんのご冥福を祈る」「未来ある子の命を奪ったことを自覚して、1日でも早く名乗り出て欲しい」と話しました。 一方北九州市の斎場では、16日夜中島さんの通夜が行われ、多くの参列者が故人を偲びました。 逃走を続けている男は40歳くらいで身長は170センチほどの中肉。 当時は灰色の服に黒色ズボン、黄色っぽいサンダルをはいていたということです。 県警は本部の各部署から支援隊を送り、登下校中の警戒活動のほか夜間の警戒にあたっています。
九州朝日放送