INI、初の単独ドーム開催で7万人を動員 ⻄洸⼈「僕たちに出会ったことを後悔させないよう幸せに導きます」
グローバルボーイズグループ・INIが、2月24日、25日に京セラドーム大阪にて初の単独ドーム公演「INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!]IN KYOCERA DOME OSAKA」を開催した。同公演は、2023年11月から開催された全国アリーナツアーの追加公演として実施され、2日間で7万人を動員した。 【写真】INI、京セラに現れた美しいお花畑の中で「HANA_花」パフォーマンス ■⻄洸人「ぶち上がる準備はできてるか!」 オープニングでメンバーのシルエットが見え大きな歓声に包まれると、メンバーの⻄洸人が「ぶち上がる準備はできてるか!」と会場に呼びかけ、「SPECTRA」「Rocketeer」をそれぞれロックバージョンで披露し公演はスタート。さらに、2月14日にリリースしたばかりの2ndアルバム『MATCH UP』に収録されている新曲「MORE」を初パフォーマンスした。 続いてのブロックでは、メンバーの藤牧京介と池崎理人が作詞に参加したR&B曲「Ferris Wheel」をのびやかに歌い上げて会場が一つになり、続く「We Are」ではそれぞれのメンバーのイメージでデコレーションが施されたキックボードで、ステージを縦横無尽に移動しながらのパフォーマンスを披露した。 その後、観客全員と合唱する「Runaway」「STRIDE」や、しっとりとハーモニーを奏でる「Mirror」を歌い上げると、会場からは拍手が起こり一体感が増した後は、5thシングルのタイトル曲「HANA_花」を披露。ステージの大きなLEDだけでなくメンバーが立つセンターステージの足元にも花が映し出され、まるで花畑の中で歌っているかのようなステージを作り上げた。 ■「STREET WOMAN FIGHTER2」OST参加曲披露 そして2ndアルバムタイトル曲「LEGIT」をアリーナツアーとは異なる新⾐装でパフォーマンス。韓国のダンスサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER2」オリジナルサウンドトラック参加曲「Busterz」を荒々しいギターに合わせたワイルドなダンスで見せ、さらに会場全体を沸かせ、「DROP」を始めとした約7分間に及ぶダンスメドレーで観客を圧倒した。 また、田島将吾と高塚⼤夢が作詞に参加した「Dirty Shoes Swag」では、曲名に因んでスニーカーを吊るしたサイクルに乗り登場。外周を周りながら客席に向けて⼿を振るなど、ファンとの近距離での交流も行った。 ライブの終盤には、アイランドステージと呼ばれる、後ろ側のスタンド席に近いステージに降り⽴ち多くのファンを盛り上げ、「INItialize」「New Day」やヒット曲「FANFARE」とアップテンポの曲で畳みかけ、公演本編は終了した。 ■オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」テーマ曲「Let Me Fly」披露 本編終了後、アンコールでは⾶⾏船モチーフのフロートに乗って登場したメンバー。スタンド席の観客とも⽬線を合わせながら、「AMAZE ME」「HERO」に加え、INIが結成されたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」でのテーマ曲「Let Me Fly」を披露すると、グループ結成時から今までを振り返るようなエモーショナルな雰囲気に包まれた。 最後に、メンバーからのあいさつが始まると、客席にはペンライトで作られた⽂字でメンバーの名前が浮かび上がる。尾崎匠海は「これでツアーは終わっちゃうんですけど、こんな景⾊を⾒させていただき皆さん本当にありがとうございます。こうやってINIとして活動していて⼤変なことはたくさんあるんですけど、メンバーの⽀えやMINI(INIのファン)の⽀えで僕は楽しく活動できています。そして幸せに過ごせています。京セラドームに⽴てて⼤きな夢が⼀つ叶ったんですけど、INIだったらもっと上のステージに⾏けると思っています。だって、こんなにも素敵なファンの皆さんがいるからです」と感極まりながら、MINIに感謝を伝えた。 西洸人は「⾼2からダンスをひとりで初めて、どうやったらもっと上に⾏けるかとすごく悩んで、そこから⾊々な⼈に出会って、様々な経験をして、気付いたらきっかけとなるオーディションに出会って、11⼈のメンバーに出会って、そしてMINIの皆さんに出逢えて、たくさんの⼈に⽀えられて僕はドームに⽴つことができました。これはたくさんの⼈がいてくれたから、投げ出さずにここまでこれました。なので、皆さんも僕たちに出会ったことを後悔させないよう幸せに導きますので、これからも引き続き、よろしくお願いします。最⾼!」と観客に呼び掛けた。 リーダーの木村柾哉は、メンバーに対して「お疲れ様、そしてありがとう! この11⼈だから⾒れた景⾊であり、みんなからのプレゼントでもある景⾊だと思っている」と全員で肩を組んだ。 最後に新曲「TELEVISION」歌い上げると、ここでMINIからメンバーへサプライズが。観客の⼿元には「INIに出逢えて 明⽇が好きになった 奇跡の出会いがINIを導いたんだ」と書かれたスローガンが掲げられ、ドーム公演を成功させたINIにメッセージが送られた。 ※「池崎理人」の「崎」は、正しくは「たつさき」 ※「高塚大夢」の「高」は正しくは「はしごだか」 ■INI「INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!]IN KYOCERA DOME OSAKA」2月25日公演<セットリスト> 1.SPECTRA 2.Rocketeer 3.MORE 4.Password 5.Shooting Star 6.YOU IN 7.Ferris Wheel 8.We Are 9.Runaway 10.STRIDE 11.Mirror 12.HANA_花 13.10 THINGS 14.LEGIT 15.TAG 16.Busterz 17. メドレー(DROP~BOMBARDA~Dramatic~CALL 119~Dramatic~Cardio~DROP) 18.Dirty Shoes Swag 19.Do What You Like 20.Let’s Escape 21.INItialize 22.New Day 23.FANFARE ~アンコール~ 24.AMAZE ME 25.HERO 26.Let Me Fly 27.TELEVISION ~ダブルアンコール~ 28.LEGIT