GM、米などで約1000人削減 業務効率化で
David Shepardson Nora Eckert [15日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ (GM)は、業務効率化に向け米国を中心に世界で約1000人の従業員を削減している。関係者が15日にロイターに明らかにした。 声明で人員削減を行ったと確認したが、具体的な人数は明らかにせず、「競争の激しいこの市場で勝ち抜くには、スピードと卓越性を最適化する必要がある。そうした継続的な取り組みの一環として、少数のチーム削減を行った」と説明した。 同社は、来年に電気自動車(EV)関連の損失を20億─40億ドル削減することを目指している。 届け出によると、削減にはミシガン州ウォーレンの技術センター従業員507人が含まれる。 8月には、ソフトウエア部門の合理化に伴い1000人超を削減。9月にもカンザス州の製造工場で約1700人を削減している。 2023年には正規従業員約5000人が早期退職を受け入れた。