南太平洋のバヌアツでM7.3の地震14人死亡200人けが いまだ救出待つ人も
All Nippon NewsNetwork(ANN)
南太平洋のバヌアツ沖での地震から一夜が明けて14人が亡くなり、多くの建物が倒壊したと分かりました。 17日午後、バヌアツの首都ポートビラの沖合約30キロでマグニチュード7.3の地震が発生しました。 この地震でポートビラにあるアメリカやイギリスなどの大使館が入るビルの1階の一部が押し潰されました。 また、市内の多くの建物も被害を受け、土砂崩れも起きています。 防災当局によりますと、これまでに14人が死亡し、約200人がけがをしたということです。 ただ、建物の下敷きになり、いまだ救出されていない人も多く、犠牲者の数はさらに増える恐れがあります。 また、停電が起きていて、水道も止まり、通信が遮断されていて、市民が食料や燃料を求めて長い列を作っているということです。 オーストラリアからの緊急支援チームが近く到着する予定で、他の国も救援を送る準備を進めています。
テレビ朝日