1軍に”推薦“したい…阪神、ファームでは好成績を残す選手(5)タイガースでは“出番なし”か
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月28日時点)
岩田将貴
・投打:左投左打 ・身長/体重:178cm/75kg ・生年月日:1998年6月16日 ・経歴:九州産大九州高 - 九州産業大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位 プロ4年目の今季はファームで躍動しているが、一軍登板がない岩田将貴。昇格を望む声も大きい存在だ。 九州産業大から2020年育成選手ドラフト1位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから二軍でアピールを見せ、プロ2年目の2022年6月に支配下登録を勝ち取った。 同年は一軍デビューこそ見送られたが、二軍では41試合登板、4勝1敗、防御率1.97、奪三振率9.56の好成績をマーク。 昨季は寂しい数字に終わったが、今季は開幕から二軍で無双状態に。ここまで44試合に登板し、防御率1.98と優秀な数字を収めている。 リリースポイントが低い変則サウスポーは一軍でも面白い存在になりそうだが、一軍でのチャンスに恵まれない状況が続いている。 大卒4年目で年齢も20代後半に差し掛かかっているだけに、今季中に一軍デビューを果たしたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部